明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

ソーホーの素敵な海鮮レストラン「アクアグリル」

 

 

 今回の滞在最後の夜は、息子がソーホーにある海鮮レストラン「アクアグリル」に予約を入れていた。ニューヨークで、一番美味しいかもしれないという息子の推奨店で、息子達はランチタイムにしか行った事がなかった。夜はメニューが違うので、一度行きたいと思っていたらしい。冷蔵庫に、食べ残しや、使い切らないといけない野菜があり、毎夜、美味しい物ばかり食べていたし、美味しいものは充分味わったので、残りもので夕食を作り、 帰り支度や、買い物もしたいと思ってもいた。ソーホーにある、それは人気のレストランだという。どれぐらいの値段なの?と聞くと200ドルくらいだという。そんな高いところ行かなくていいから、余分なお金があれば、貯金したら、と思わず言ってしまった。税金が600ドル返って来たから、それで連れて行きたい言う。ブッシュ大統領の経済効果の狙いがここでも働くというわけか。

 予約を取るのも大変だった、と言われて、連れて行ってもらうことにした。ソーホーの界隈は仕事を終えたキャリア達の夜を潤す場、ショッピングが出来るように、遅くまで店が開いている。カジユワルでフランクで、洒落た雰囲気が漂っていて、気分が浮き立つようで、出てきて良かった。アパートにいて、残り物を調理するよりも、ずっと素敵で、ニューヨークに来たという感覚を味わえる。

  パンエイ

 予約の店に着くと、すでに一杯の人で、ウェイティングをしながら飲んでいる人達でも混雑している。カウンターの前に、牡蠣が種類別に並べられている。ワインの選定も優れているというお墨付きの賞状が壁にかかっている。カウンターのバーから、美味しそうなカクテルやグラスワインが次から次にテーブルに運ばれていく。

 私達のテーブルに、年配の女性のウェイトレスがついた。メニュに印がついている、この店のお勧め、お値打ちワインの、ブルゴーニュの白を注文した。39ドルで、この店の一番安い部類にはいる。その上なら、いくらでもある。

 牡蠣を6個、チェリーストーンを6個注文、この店のスペシャルメインから、コッドを選らんだ。3人とも同じ料理になった。こちらは、26ドルのメニュ。ホタテ貝にしたいと思っていたら、ホタテ貝は今日は良くないから、と係の女性があらかじめ教えてくれていたので、除外。息子はサラダとカラバッチオを更に注文したがったけれど、サラダ一つで充分ではないの?と倹約家の女性二人で制御。お腹が空いていると、あれもこれも食べられると思うので、つい沢山注文しすぎる傾向がある。美味しく、満足な状態を超えてしまうと逆効果になる。最初に、エイの唐揚げがサービスに出る。マヨネーズ付きで、美味しい。お酒のあてになる、突き出し。

 

  ついてきたパンはギリシャ風で、オリーブにつけて頂く。これが美味しすぎるので、料理が運ばれるまでに、ワインを飲みながら食べてしまった。チェリーストーンは身が大きくて、今までで一番美味。牡蠣はこの季節食べたくなかったので、息子だけで食べてもらうつもりだったのに、美味しいから食べてほしいと言われ、一つだけ。冬でも牡蠣は食べないようにしている、私はチェリーの方が美味しいと思う。2個づつにしないで、もっと頼めばよかった。夏は生で食べるのは気が進まないが、牡蠣もチェリーストーンも、とびきり新鮮だった。

 白ワインの味も抜群だった。お墨付きだけあって、ここのワインにまずいものはないだろう。一番安いものでも、これほど美味しいのだから、上には上が。

私から見える、席に6人ぐらいのブループが座っていた。最初はカクテル、次にワイン、カクテルのお変わり、前菜の小皿、などが、次から次に運ばれる。カジュワルな服装で、セレブっぽい。ワインの値段など問題ない、と言った様子で、サーブしている女性は、この店のマネージャーのようで、私服のドレスで応対していた。

 

 

私達が注文していた、メインの魚料理はなかな出てこない。ウェイトレスのオーダーのタイミングが悪かったのだろうと息子が言う。これに気づいたのだろう、マネージャーの女性が、3分待ってください。と。

 食事が出た頃には、白ワインはほとんど二人で飲んでしまっていた。2本も飲むのは多すぎる。息子は「水をいつでも絶やさずサーブする店がいいのだと。」グラスは薄くて高級で、お水が美味しい。

 

メインのコッドは、口の中に溶けていきそうな感じ。付け合わせの、しめじのラビオリは、ソースが絶妙で、とても美味しい。これ以上のパーフェクトな選択はなかった、と思えるくらい。この店が出す物は、どれもこの上なく至福を与えてくれるのだろう。デザートもコーヒーもいらないと断っても、サービスのデザートが出てきた。粋な店の計らい?これはどのテーブルにも出てくる。

私達は、予算通り、200ドルだった。他のテーブルの人達は、その数倍も払っているだろう。もともと、お金がいくらだろうなど、考えもしない人達のようだ。飲んで、話して、笑って、グルメを食し、ニューヨークの働きマンは、夜も精力的に生きることを楽しんでいる。