明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

メトロポリタン美術館

 

 フェルメールレンブラント

 ニューヨークに行けば、何度か、メトロポリタン美術館に足を運ぶ。年会費を払っているので、フリーだからだ。

 美術館には、専用のボランティアガイドがいて、決まった時間に、何人かを集めて館内の主要な作品を説明している。英語の案内もあれば、フランス語での説明もあり、日本語の案内日もある。

 私は、そういうグループに出会うと、暇なときには、立ち止まって一緒に説明を聞くことが多い。これが結構おもしろい。以前に、ピカソの前で、二人の違った人の説明を聞いた事があった。男の人はまるでシェイクスピアの役者のように、手振り身振りで大げさに説明して、面白かった。一方、女性の方は、言葉がはっきりした口調で、ゆっくりと進めて行くので、内容はよく理解出来た。モジリアーニの彫像に関しての説明では、モジリアーニと奥さんとの愛に及び、なかなか興味深いものがあった。エジプトのミイラの説明をしていた日本人のガイドは、説明が旨かった。等、等。

 先日、メトロポリタンに行くと、日本人らしい人が、日本人を集めて説明をしていた。風貌は画家のようで、しばらく傍に立って聞いていたが、おもしろくないので、すぐにそこから離れた。

  カラバッジオ

2作品

 二日ほどしてから、またメトロポリタンに行くと、同じ男の人がいた。フェメールの絵画の説明をしているので、そばに立って、聞いてみようと思った。が、話が終わったようで、次のコーナーへ。レンブラントの絵画の前で説明をしているのを見て、寄っていった。

すると、その男性は、話を中断し、私にこう言うではないか。

 「これはプライベートな集まりなんですが」と。で私は即座に、

「え、そうなのですか。私は美術館のガイドさんかと。」

「この前もいましたね。」と私に。

 この前の私を覚えていたようだ。最も、私の外観は、その時と服装も同じ、カメラも同じようにぶら下げているのだから、二度目になると目立つわね。

 ガイドの男だって、その時の服装も、目立つ外見も全く同じだった。それにしても、話を聞くなと、拒否されたのは初めてだった。

「 えーと、」という言葉が、説明の間に何度も繰り返して入る。口にマイクをあてているのも関わらず、ほとんど聞こえないくらい声が通らずに、早口で説明する。気の小さい人のようだ。お金を払ってもらっている他のお客さんに悪いから、と思ったのか、お金も出さすに聞いてもらいたくない、と思ったのだろうか。