明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

マーライオンから中華街に

  シンガポールの繁栄を願って作られたというマーライオン、随分以前に、お正月の家族旅行でやってきたときに、見たけれど、それほど記憶に留めていなかった。父が生きていた頃、毎年、お正月は家族全員で海外旅行に出かけた。父が費用を出してくれた。ハワイには何度か、タイ旅行についで、シンガポールに決まった年は、母のパスポートが切れていることを忘れていて、父は、費用だけ出して、母と日本に残った。   弟と妹の家族と出かけたが、父母を残しての、私達だけの旅行なので、楽しさも半減していたように思う。オーチャード通りにある屋台で、注文した料理の値段が観光客用に高かった。弟が、最高の果物で旨い、と云って注文したドリアンが運ばれていると、その匂いだけで、誰も食べられない。運んで来た係の女性が、首をふりながら持ち帰った。弟は、「こんなに旨いものをと云っているよ。」と云うが、勿論言葉がわかるはずはない。その記憶は強烈に残っている。ホテルの地下にある、中華料理の名店?で食べた味が良かったということも覚えているが、値段は安くなかった。「観光客にはぼったくる。」と弟が言っていた。何というホテルだったのかも覚えていない。弟の奥さんが、象に乗っていたこととか、水上マーケットを船で巡ったこととか、漠然とした記憶しかなく、シンガポールに期待しないでやってきたのだが、時間がとても足りないほど、おもしろそうな町だ。   マーライオンまで、公園の中を歩いて行くと、それはシンガポールのトレイド通りに入っていて、記念塔など順番に見ていくようになっていて、散策しながら歩くのに最適な場所だ。 マーライオンの回りには、沢山観光客がいて、象を前に、手を出してポーズをしながら、写真を撮っている。オレンジの僧服に身を包んだ坊さんの団体もいて、嬉しそうだ。口から水を吹き出しているだけなのだが、愛嬌があり、しばらくは見ていたいと思わせる。 やがて、海辺に沿って、歩き出した。地図で見ると、中華街まで歩いて行けそうだ。 足は大分疲れているが、回りを見ながら歩くのは楽しい。キョロキョロ、写真を撮りながら、地図を頼りに歩く。 中国文字の銀行が現れ、中国文字と建物が所どころに見受けられるようになり、中華街に入っていった。寺院の上に人形を積み上げて盛りあっがった奇妙なものが見えた。そこはイズラム寺院だった。お祈りにやってくる人達が靴を脱いで入って行く。観光客には、入場料を要求するという案内が。 その隣の細い通りから中華街の店が群がるように並んでいる。どれも安い。ニューヨークの市でもパリの市でも安売りでよく見かける、パシュミナのショールが、4枚で10ドル。一枚が200円足らずで売っている。私が好きな冷蔵庫に貼り付けるマグネットに陶器で彫刻を施したのが、一つ1ドル。何もかも、めちゃくちゃ安そうだけれど、私は手持ちのお金が寂しいので、何も買わない。中国人のシンガポールでのルーツを展示している寺院があり、そこでは、観光客ツアーがあるらしい。 地下鉄の駅が、その路地裏の終点になっている。地下鉄に乗ろうかと思案して、再び歩き出した。今度は、ホテルのある方向に向かって。シンガポール最大のショッピングセンターがあり、やがて、リバーサイドから、レストランの光が浮かび上がっているのが見える。 シンガポール消防署 あたりはすっかり暗くなっている。そうかここがリバーサイド、海鮮料理が豊富に、と言う所のよう。右に左に目をやりながら、痛い足を引きずって、歩ける所まで歩いて行く。やがて、見覚えのある場所に来た。今日、アダプターを買った、コンピューターのショッピンぐセンターだ。向かいに、シンガポール消防局の由緒ある建物がある。そのまま歩いて行くと、「シティーホール」の駅が右てに見えてきた。まだ時間は充分ある。地下鉄に向かって歩く。