明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

イタリアン「pane et vino]

 大晦日を明日に迎えて、お正月はおせちだから、と友人が、イタリアンの新しい店を探して来た。インターネットによると、「誰にも教えたくない隠れ家的な」だそうだ。

 そこも新地になるのかもしれないが、新御堂筋を超えて、ラブホテル街が点在す場所なので、あまり歩きたくはない所にある、隠れ家としては申し分なし。以前は寿司屋だとか、うなぎの寝床のように、細長いスペースの店である。夫婦2人で旦那は調理、奥さんはワインの銘柄選びには自信があるようで、たとえグラスワインを注文しても、新しいワインの栓を抜き、鼻でコルクの匂いをかいでから、グラスに注ぎ込む。彼らは、それらのワインを店が終わってから飲むのだろうか。それとも料理にも使うのか? 

 

 その夜は、年の最後の営業日だった。常連さんが、4人のカップルでやってきた。カウンター席は、ほとんど埋まってしまった。あらかじめ予約してあった、そのグループは、まず、ビールで乾杯した後で、奥さんの勧めるワインを開けた。4人だからたちまち瓶は空になる。前菜に生ハムのスライスが出て、美味しいパンが出た。

 それまで、お料理を待っていた私達は、ワインが半分になっている。出てきたのは、生牡蠣とパンだけ。隣の美味しそうなハムを見て、注文すると、それはすぐに出てきた。イベリコ豚の生ハムをスライスして、チーズと合わせたサラダは、絶品だった。

 この店は、決して急がないようだ。ゆっくり時間が流れるのを楽しんでいるかのよう。ワインを飲んでもらうのが、メインなのか。

 唐墨のスパゲッティーが来ると、これには白ワインが似合う。グラスで頼むと、この料理にぴったりあった白ワインを選んで栓を抜いてくれた。実に美味しかった。

 

 実を言うと、その日、私は午後の2時を過ぎて、冷蔵庫の中をあさり、お腹が大きくなっていたのだ。食べられそうにもなけど、無理して食べるつもりでいたのに、時間がたつうちに、ワインが入ると、食欲が出てきて、いくらでも食べられる。

 少ない目に注文したので、最後のピッツアを食べ終わっても、物足りない感じが残る。

何時のまにか、隣のグループと話をし出した。ピッツアを見て、美味しそう、と隣の若い女性が。美味しいですよ、と私。「おそらく西日本で一番旨い店ですよ。」と酔った常連客が言う。ひいき目に聞いておこう。

  西村屋で、最近は定番になった、コーヒーとケーキ。ちょうど良いくらいにお腹におさまった。