明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

俄に、元気になった菅総理

 

 小沢さんの立候補を受けて立つ、菅総理は、怯える羊のようにうな垂れていた首を持ち上げ、俄然、力が沸き上がり、元気になっている。

 菅総理の、最も得意とする場を得て、水を得た魚のようだ。

菅さんには、戦闘が似合っている。ようし、戦うぞ、という意気込みで、死んでた目に異様なほどの輝きが蘇り、背筋は伸び、ご機嫌なジョークも飛び出している。

 菅さんには、与党という居心地の悪い椅子よりも、野党の攻撃と批判で本領を発揮出来る場所が似合っている。

 挙党一致でしかありえない、適材適所で、選んでいる、と菅総理は、公の場で平然と言っている。しかも、小沢さんを排除することなどありえない、尊重しているとも、新人議員の前で、持ちあげて、菅さんの誠実ぶりをアピール。

 小沢さんを排除する言動を、あからさまにしておきながら、挙党一致でやっていると、厚顔ぶりを発揮。

 

 思うに、賢い菅さんの頭の中には、この際、敵をあぶり出して、代表戦で決着をつけて、完全に、脱小沢を計ろうとしていたのではないだろうか。

 あのように、異様なほどの、嬉しそうな表情、腕をあげてガッツポーズを記者に見せているのは、たんなる空元気ではなさそうだ。

 菅総理は、急に、中小企業を視察したり、経済対策(遅すぎる)に言及したり、派手な動きを、テレビの放映を利用して、仕事やってますよ、ぶりをアピール。

 一方の小沢さんは、連合や支持団体を、廻って支持をお願いしているが、二つ返事で、承諾するような雰囲気はない。

 菅さんは、メディアを使って、世論の支持を武器にしようとしている。新人議員は、「新しい政治、若い世代の力を頼みにしている。」という、菅さんの熱のこもった、弁の旨さに、心を惹かれる。

 小沢さん、イコール、古い自民党の金権体質、というイメージを定着させることで、クリーンな菅さんを、浮き彫りにしようとい魂胆がありありと見て取れる。

 私は、どちらが勝っても、負けても、実際の所、どうしようもない。それを決めるのは、民主党の議員と民主党の県会議員、民主党員、サポーター達の票による。

 彼らが、日本丸の舵を取る、船長に、誰を選ぶかである。共に沈むか、浮き上がるか、見識と知識、未来を見通す目にかかっている。

私達は、ただ見守るしかない。総理がコロコロ変わるのは良くない、というが、そういう総理しか、選んで来なかった、という結果だ。そういう結果をもたらしているのは、私達、国民の一票の結果なのだ。

今度の、代表戦で、菅さんか、小沢さんか、どちらが選ばれても、とどのつまりは、私達が、選出した議員達の判断にまかせられる。

小沢さんは、党が割れることを、覚悟の上での立候補。菅さんもそうだろう。本来の民主党帰りには、もともと肌の違った、小沢さんは排除したい、のが本音。

まさかの計算違いだったのは、鳩山さんの小沢さん支持の表明だった。

 鳩山さんが、帰ってくれば、会う約束を取り付けたらしい。気の優しい、

鳩山さんは、自らの胸の内を、菅さんに、それとなくわかるように、ロシアで述べている。

 小沢さんへの恩義に報いたい、と。菅さんと小沢さんの人間性の違いを、つきあいの中で、体感してきたのだろう。

真心が通じた結果だと思う。人間の信頼関係は、心と思いやりで築かれるものだから。