明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

吉田堅治さんのお墓参り

 

4時に起きて、ブログ書いて、小出さんのビデオを見て、朝一のつもりで、出

ていくと、土曜日はなかった。

野菜を買って、半分のバケットを買い、朝も、昼も、パンにサラダの食事。

 今日は外気温が下がって、分厚いコートを着ている人が多い。

部屋の中にいると、外気の温度がわからない。半袖の夏服で丁度良いから。

 時折空が曇る。雨になるかな、と心配だけど、今日は、吉田さんのお墓参り

 に行くつもり。歩くのには、丁度良い温度だ。

 2時をすぎて、出ていくころには、頭がちょっとふらつき始めた。

 プラスイタリーから、モンパルナスの方角に歩く。

マスクを持って来なかった。花粉なのか、埃が舞うからか、くしゃみが

出だした。あ、また気管支炎にならなきゃ良いが。

 

ティッシュも忘れた。

途中にある、高級ホテルに入り、トイレに入り、すいでにティッシュをいただ

く。

ここはトイレ中継に便利。ボーイ付きの高級ホテルだから、出入りしやすい。

清潔だから気持ち良い。

帽子をマスク代わりにして、口にあてながら歩く。

墓地の近くの、いつもの花屋さんで、白菊を買った。何故か、色物よりも白と

黄色を撰びたい。

パリの墓地は、様々な色のあでやかな花で彩られているが、日本人である人

が、異国の地に眠っておられる。

白菊が似合う、そう思ってしまう。白菊か、百合の花だけど、百合はカソリッ

クのお墓に似合う。

吉田さんのお墓には、以前に訪れた人が備えた、花束が4つと、バラ一輪が、

枯れて、ドライフラワーになっていた。

その中で、まだ色を失っていない2つを残して、あとは片付けさせてもらっ

た。

吉田さんは、生きておられた頃、一緒にお墓に来ると、墓守の人が、綺麗に世

話してくれていると言っておられたから、枯れた物は片付けてあるのか、回り

の鉢植えにはお水をやっているのか、と思っていたけれど。

青空に白い雲が浮かんで、時おり、一陣の風が吹いている。

お墓に、空を写して、雲の陰が。

吉田さん、今年も、ここに来ることが出来ました。

奥様とご一緒だから、もう寂しいことはないでしょうね。

吉田さんは、お墓の前で、しばらくの間、墓の下に眠る人達のおしゃべりを聴

いたり、空を見ながら、奥様とお話をされると聴いていましたので、

私にも、なにか聞こえないかしら、吉田さん、言いたいことはないですか、

と問いかけると、ふっと風がそよぎ、空に鳥が舞う以外には、靜かで何も聞こ

えません。

蒼空が、真っ青な空に、白い雲が浮かんでいます。

吉田さんは、蒼空、奥様は、白い雲、時折曇っていた空が、吉田さんの墓石に

刻まれたお二人の姿に変身していました。

鳥のさえずりは、もしかしたら、吉田さんのおしゃべりなのかしら。

二羽の鳥が、蒼空を横切って、仲良く飛んで行きました。

また来ますね。

吉田さんのお墓参りをした後で、デュラスのお墓にも。

ディラスのお墓は、以前は寂しく、墓石だけだったのに、年を

追う事に賑やかになりました。

ユダヤ人がするように、お墓の上に石が置かれ、地下鉄の切符が置かれ、

様ざまな形を、音すれる人人が残して行きます。

私は、墓石の前に刻まれた、M.Dというシンプルな文字に惹かれます。

とても小さな人でした。このシンプルなお墓の下で、眠っているデュラス。

彼女は、生命力の強い人で、生き様の割には、随分長生きしたと思われた

のですが、それでも、今思えば、長生きのうちには入らない。

デュラスのお墓に行く筋をまた間違えてしまった、ロダンのお墓に出会った。

天使の彫刻が、墓に抱きついています。見過ごしてしまう、シンプルなお墓。