明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

衆院戦の結果、私達は?

       

 今回の衆院選挙、有権者は、原発よりも、目の前にぶらさげられたてんぷらを選んだ。景気浮揚を望んだ。

 目先のお金よりも、未来に向けて、安全な暮らしを考えてほしかった、と言っているコメンテーターに、私も同じ意見だけれど、それは金銭的に余裕のある人達の言うことであって、日日の生活にことかく人達にとっては、未来のことを言っている余裕などないのだ。 原発ではなくて、餓死しかねない恐怖の方が怖い人もいるし、蓄えのない老人は、そんなことがなくても、死が待っているのだから、暮らしが楽になるほうが望ましいのだろう。

 選挙に行かなかった,若い人達は、政治に幻滅している人もいるが、たいして関心がなく、面倒くさかったり、仕事があったり、私用や遊びを優先したのだと思う。

 過去最低の投票率だった。

 210円のお弁当でも、売れないデフレの不景気。腹を空かして、明日の食べ物も困る人達、一銭の貯金もなくて、お金に困っている人達の現実を理解することが出来ないで、テレビの出演料をもらって、良識あるようなことを言っている人達だって、選挙に勝ち抜いた議員達と変わらないような気がする。

 最初は人の為につくそうと思っていても、多額のお金を手に入れると、それを手放さない方法ばかり考えるようになり、堕落していく。

社民党は存続が危ぶまれ、共産党議席を減らした。

 未来の党は、わずか9人、その中で、選挙区で当選したのは、小沢さんと亀井さんだけ。小沢さんについて離党した議員のほとんどが落選した。国民との約束を忠実に果たそうとした人達、国民の為の政治を訴えた人達を、有権者は聞く耳を持たなかった。

 

 自民党に政権を再び赦したら、日本の民主政治はお終いだ、と小沢さんは言っていたが、自民が圧勝し、維新の会も議席を伸ばしたので、極右路線が引かれた。

 戦争も辞さない国に変わって行く。原発は、再稼働に向けて走り出した。

 電力会社の株は、うなぎのぼりに上がっている。安全神話から、点検整備した上で、より安全な神話を作り、安全なもの?から再稼働していく。情報は隠され、国民は踊らされるだけ。

 貧しい人々は、今後益々貧しくなり、強いものだけが潤う社会になっていくだろう。

国民の為の政治ではなく、権力者の為の政治になっていく。

 汗を流したものだけが報われる社会、と言っているが、その汗は、弱者が流し、その果実は、強者がしずくまで吸い取る。

 強者は、誰の助けがなくても、自分で立ち、自分で生きていける。政治は弱い人、日の当たらない人達を日の当たる場所に引き上げる為にあるべきなのに、強いものを助け、弱いものをないがしろにする政治が、再び始まろうとしている。