明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

シネマ歌舞伎、勘三郎を中心に

  

     

 

 シネマ歌舞伎、最終日の前日、尼崎のシアターに、朝早く起きて出かけました。

新歌舞伎座の開場を記念して、全国の松竹系映画館で、一年あけて、月一、で

歌舞伎映画を上映中です。

 木曜日は、コナミが休みで、母に会いにいかない日なので、この時を逃しては、

行けないと思い、朝一番、尼崎に行き、大阪に出て、京都の映画館に、と、

一日中かけての歌舞伎、力が入るので、帰りの電車の中では、ぐったり疲れていました。

 無料で観られるので、友人を誘おうかと思ったのですが、きっと、また、忙しいから、と断られるだろうと思って、一人で。

1週間の延長上映でした。

 歌舞伎映画は、テレビの、衛星放送などで、開場記念で、やっているので、わざわざ、劇場に足を運ばなくても、ビデオもあるし、というのでしょうか、映画館は、空いていました。

 http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/07/

 尼崎では、勘三郎親子の連獅子と、駱駝、との二作品。

連獅子は、2008年のもので、勘三郎も元気な頃のものです。勘九郎勘太郎を名乗っていて、七之助と、3人で踊るのですが、涙なくしては観られません。

 ぴったりと息があって、奇跡的とも言われるくらい、見事な3人での、獅子の毛振りを見せてくれた舞台です。

 谷に落ちた、子供達の獅子を、あんじる親獅子の姿に、また涙。

勘三郎が、時折、厳しい目をして、二人の踊りを見ているのも、涙。

 子獅子が、親に、まとわりつくようにして、一緒に舞う姿に、また涙。

 映画ならでは、大写しなので、着物の模様から、表情、手足の微妙な動きまで、つぶさに見えて、素晴らしかった。

 午前中は何度もトイレに行くので、観ている間、ずっと我慢していて、終わると、暗い中、あわててトイレに。

歌舞伎映画は、途中に、10分間の休憩時間を取っているので、あわてることなかった。

次は、「駱駝」

 三津五郎とのコンビで、お腹をかかえて、大笑い。

舞台の中で、弥十郎扮する、大家のおかみが、三津五郎が、死人を躍らせるのを、怖がって、軒下に頭から落ちてしまうシーンで、勘三郎は、おかしすぎて、頭を下げて、身体を震わせて笑っている。ハプニングだったのだろう。アドリブが入ってした。

テレビの舞台中継で観た時よりも、面白い。

三津五郎が、お別れ会で、勘三郎と、もっともっと一緒に、楽しい舞台をやりたかった、と述べていた。随分、沢山の舞台を、勘三郎三津五郎のコンビで、映じている。尼崎の劇場で、勘三郎の舞台を二作品見たあとで、

 

 京都に、走って、観た、「身代わり座禅」でも、勘三郎と、三津五郎とのコンビで、息のあった、彷彿転倒の笑いを提供してくれている。

 

「身代わり座禅」は、何度も見ている。狂言の「花子」から、取った作品とか。長唄常磐津の掛けあいで、松の木を背景に、狂言風に演じられる。

 ,歌舞伎では、6代目菊五郎と、7代目三津五郎のコンビで、初演。6代目菊五郎の孫にあたる、勘三郎と、7代目三津五郎のひ孫にあたる、三津五郎の共演の舞台

因縁のある出し物で、この舞台は、2010年の、歌舞伎座さよなら公演のもの。

勘三郎の声が、少しかすれているのが気になった。

京都では、玉三郎主演の、松緑と菊乃助とで、舞の舞台「蜘蛛拍子舞」

 http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/12/

玉三郎は、美しい姿が似合う。蜘蛛のメイキャップをして、口に中を赤く染めて、

目をむき、口をかっぴろげる、紅葉狩りや、この蜘蛛拍子の凄い形相は似合わない。

玉三郎自身は、きっと楽しんで演じているのだろうけれど。