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明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

篠原ト土世展  gallery 星羅

      

 土日にかけて、浅草公会堂に,猿ノ助の歌舞伎を見に行きました。

その話をしたい気持ちは山々ですが、その前に、緊急に,この場を借りて

ご紹介したい事が出来ましたので。

 浅草歌舞伎に行くことはずっと以前に決まっていたのですが、偶然にも、パリ郊外のアトリエで活動されているアーディストの個展の案内状が届きました。

日曜日が初日なので、歌舞伎が終わって、飛行機の予約時間までは余裕があるので、伺うことにしました。

 いつも園内状を頂くのですが、東京まではなかなか。

 案内状の絵画は、郷愁というシリーズで、惹きつけられるものがありました。

 以前に、同じ画廊で、奥様の個展を見せていただいたので、会場は大体わかっていたのですが、お上りさんは、いつまでたってもお上りさん。

人に聞きながらのおぼつかないこと。

 篠原さんんを知ったのは、吉田さんを通じてでした。

 骨董市に来らていて、私は吉田さに誘われて、ご夫妻とご一緒させていただきました。 そこで、サン、ルイのグラスの骨董品を買ったのですが、勧めていただいたのがきっかけで、その後、吉田さんのお葬式でお会いしました。

  吉田さんと同様、フランスに長く、アーティストとして、制作一筋に励んで来られた方々です。

 そういう人の作品というのは、一筋、という言葉にふさわしく、磨きあげられた玉のように、底知れぬ美しさと、鍛錬の上の技術の巧みに裏ずけられたものが光ります。

 毎回銀座の同じ、ギャラー青羅で個展を重ねておられるのですから、コレクターも安定していて、毎回楽しみにしてろおられるフアンも多いようです。

 

 母はよく絵を買っていたものですが、私も絵画が好きで、欲しくなるほうなのです。

 

 

 

 篠原さんの作品も、見せていただいたら、欲しいなあ、と思う作品がにいくつか。

手元において、いつも眺めていたい、と思いにかられます。

 

純粋、透明を追究し続けた道の果てに見えているだろう世界の彼方から照らす光。

深淵の静けさ、宇宙の奥底に溶けこむ畏れと幻惑。

 ブルーを使って、友人が「起源」という題をテーマに描いてるのですが、篠原さんの絵は 、根源の安定さを求める旅であり、彼女の絵画は、安定から、限りなく流れて溶けていこうとする。奥底の深淵へと。男と女の違いを見るようです。

家に戻って、彼女の絵画を観ていたら、篠原さんの作品が欲しくてたまらなくなります。

吉田さんの絵画とも、世界が違うのですが、「起源」をテーマにして描いている友人が、吉田さんの絵画と自分の絵画は、同じ系統のものだと

語っていました。

 吉田さんと、篠原さんの作品を並べてみたらどうだろう。

篠原さんの作品には、「郷愁」というタイトルがついています。

卵のような、真珠のような丸は、卵から殻を割って出て来る、宇宙の存在の始まりのようでもあります。そこからはじき出された存在である篠原さんの、帰ることの出来ないけれど、求めてやまない世界。手探りで求め続ける世界、それを「郷愁」と呼ぶのでしょうか。

吉田さんの作品も、一貫して「命」です。手法は違っても、同じ場所を求めているような気がします。

そして、宇宙の存在としての、私達の心の、魂の、起源でもあり、郷愁でもある、命の神秘なのでしょう。

オブジェも展示されてます。どこか剽軽で面白い。子供のように、遊び心のある作品で、おもわず微笑んでしまうような。

篠原土世展は、2月1日まで、開催されています。

 美術会館ギャラリー星羅

 AM11時からPM7時{最終日はPM5時まで)

  03 3542 3473 会場直通

  

東京都 中央区 銀座3-10-19

 日本連絡先 

 愛媛県西条市福武甲464-7