明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

新春浅草歌舞伎1

       

 猿之助が亀次郎時代に、毎年お正月と言えば、この浅草で出演していました。

 猿之助を襲名してから、2年目のお正月、襲名披露も昨年暮れの京都顔見せで最後の舞台を終えましたので、一段落。

 お世話になった浅草に感謝を込めて、新春は、浅草に戻っての公演にです。

 浅草というのは、大阪の賑わいとはまた違った、独特の雰囲気があります。

 シンプルさを基本に粋できっぷの良さを感じる着物姿の女性が目立ちます。

 心意気は暖かく、下手な若手にも、拍手を惜しまない。芝居をこよなく愛し、若手を育て、温かく見守る姿勢が各所に観られます。

 浅草公会堂は、公会堂と言う名前の通り、シンプルでがらんとして、歌舞伎小屋のような華やかなものではないのですが、座席の前がゆったりして、大きな荷物を置けるスペースがあります。

 余裕を取っているので、舞台への距離があって、2階、3階からは、舞台が遠いのが欠点です。

だからでしょう。一等席は11000円、二等席は6000円、3等は2000円、その差は大きいことがわかりました。

 私のように、地方から来るフアンも多く、隣にいる二人ずれの女性の話を漏れ聞いていると、どうも大阪からやってきた様子。その向こうの女性も、どこかの地方からなのか、

明日は、新橋に海老蔵の舞台を観に行くという声が聞こえてきます。

 私は飛行機とホテルがセットになったものを購入していて、赤坂の東急エクセルを選んだのですが、浅草にすればよかったと後悔しながら、都営の地下鉄のマップをみたり、台東区の観光パンフレットをみていたものですから、隣りの女性に、

「関西から来られたのですか?」とお聞きして、「私も」というと、

 「マップを見ておられたのでそうだろうと思ってました。」との返事が帰ってきました。

猿之助のフアンで、猿之助のおっかけをしている人達。どこにもはせ参じて、後援会に入っておられます。

「明日はどのお席?」と聞かれて、今日と同じ席なんです、というと、

「明日は前の席です、」と言われるので、

「インターネットで早くから買われたのですか??」と聞くと、奥に座って、やたらに歌舞伎の説明をしていた女性が

猿之助さんの後援会に入っているのでそこで。あなたは入ってないのですか?」とおっしゃる。

 

翌日の午前の部では、前から2番目の席に座っておられました。私がいる席も7番目なので、良く見えるので不満はないのですが。

 浅草のビューホテルにお泊りで、東京にも、毎年お馴染みのお客さん。弥次喜多道中を歌舞伎公演を目的にしているような印象。

 私は朝からお腹を通して、何も食べずに6時半の終演時間まで我慢していたものですから、終わったら、何食べようか、天丼が良いなあ、などと食べることに頭が行き、前夜遅くまで起きてリタので、途中うとうとしたり。

  最初は、お年玉といって、5分くらいの挨拶があります。交代に出演者が出て来ます。

 夜の部では、亀鶴が大きなサイコロを持って現れ、最前列の人とサイコロで勝負して、お客が勝って、プレゼントをもらっていました。

 最初の出し物が、猿之助が博打王に扮して、「博打十王」という舞台ですから、其の前座の挨拶なので。

 地獄の閻魔大王と、サイコロで勝負して、閻魔大王は身の回りのものを掃き出し、最期の賭けに、天国への切符を手に入れます。

 昭和45年に、3代目猿之助が、創作上演した作品で、亀次郎の会で復活上演したもの。

 この浅草は、猿之助通りという名もついているくらい、3代目にも懐かしい芝居小屋で、この演目を楽しみにしておられましした。

衣装も、3代目が作ったもので、サイコロと花札など、正月をいろどるもので、それを身につけて、4代目の舞は、ほれぼれするくらい素晴らしいものです。

 お正月は関西の愛之助が、初めて浅草の正月公演に参加して、仁左衛門の相手役を務めていた、父親秀太郎さんから指導を受けた、忠兵衛を演じた「新口村」

 愛之助の忠兵衛に、翫弱の息子、壱太郎が梅川に扮して、上方の人情ものを、浅草で披露しています。

 愛之助の化粧は仁左衛門そっくりで、二枚目の美しい忠兵衛で、観客席から、綺麗ね、という声が。

 3作目は、若手の踊りで、華やかさを添えます。

 芝居が終わって、やれやれ食べられます。

天丼を食べようと店を探して、一軒の店に。パンフレットに載っていた店です。

 あまり食べたら、またお腹を壊しそうで、あなごを残して。

大黒屋というのが有名で、いつも人が並んで待っているので、私はそこを避けました。

 浅草の顔見世通りに、ごま油の良い匂いがして、天ぷらは浅草の名物の一つ。

店の人も、浅草歌舞伎はよくみていて、話が弾みました。

 結局、浅草から、都の地下鉄に乗って、青山一丁目で降りて、赤坂見附にある、エクセルホテルまで歩きました。

銀座線はすぐ近くにあって、ホテルでチャックインしてから、銀座線を使って浅草まで行ったのですが、2日間のフリー切符を無駄にするのはもったいないので、メトロに乗り換えないで、歩いてみようと思ったのです。

 ホテルの下に、コンビニがあって、とても便利。サラダやワインにお酒を買い込んで、

ホテルでシャワーの後、リラックスしながら。

シティーホテルなので、快適です。でも浅草に泊まれば、もっと便利で、交通費もかからなかった。2日券を買わまければ良かったのに、私の癖で、つい買ってしまうのです。

それで、疲れるのに、がんばって歩いたり。