朝一番出かけて、ナンバーパークスで、阿弖流為の劇映画を観てから、松竹座に。
阿弖流為は、明日まで。
舞台は観ている。映画は、編集しているので、また違った魅力がある。染五郎も勘九郎、七之助兄弟も、皆、熱演で素敵。新橋演舞場でも公演から作ったもので、好評だった舞台。
腰が痛くて、座っているのが辛い。
松竹座は、今日が夜の部、明日は昼の部。
雀右衛門の向上で、わからない役者がいて、後ろで黒子が椅子を支えて、役者は不自由な姿勢。
我當さんではと思ったが、あまりに違う。張りの良いはずの声が言葉も聞き取れにくく、表情が違っている。
あとで、案内の人に誰かと聞いたら、やはり我當さんだった。
相当の無理を押して出てこられている。
名前はチラシにあったけど、演目には出てなかった。
大阪の舞台で、こういう機会に、客に挨拶すつために出てこられているのだと思う。関西歌舞伎を育てる会を立ち上げ、力をつくしてこられた。
4代目雀右衛門の相手役を務めた芝居を、仁左衛門が5代目の披露公演で相手をつとめている。
夜の部は、鳥部山心中。雀右衛門は可憐で健気な遊女を演じている。新コンビの誕生。
芝翫を襲名することになっている、橋之助が、夜の部、全部に出ている。最後の、芋掘り長者は、面白くて、目が冴えた。大いに笑った。
それにしても、腰が痛くて、辛い。
腰痛めると、全く自信がなくなる。鬱になるそうだ。鬱、そう。鬱。