テレビに巨泉の訃報が伝えられた。
やはりと思った。
家族から止められたけど、今の姿を見てもらって良い。
変わり果てた、2人の姿に愕然として、見るに忍びなかった。
徹子の部屋に呼ばれたら、どんな状態であっても出たいと二人は言った。
徹子さんは涙を必死に抑えていた。
カナダに、両親と息子の4人で旅行した時に、バンフの巨泉が経営する店を訪れた。
旅行で、案内人が全く酷くて、部屋決めにアミダを使って、夫婦が、別の人と部屋に入ることになって、怒っていた。
男に人は、70の前半では、元気で英気があるのに、80の前半では、すっかり様相が変わり、亡くなるが多いのではないかと思う。
母がいる、施設でも、男の人が入ってくると、いつの間にか居なくなる。今は
女性ばかり。
男の人が精力的に活動出来る時期は、女性よりも短い。
お酒やタバコが過ぎるのか、ストレスが多いのか。
永六輔も、巨泉も、明るくて、笑いを人生の真にして精力的に駆け抜けた人達。
粋で、真っ直ぐな、江戸っ子気質の人達が、いなくなるのが寂しい。