明日は別の日

のんびりと、マイペースでブログを書いて来ましたら、結構長く続いています。元気出して行きまっしょ、というタイトルから、一新するつもりで。

吉田堅治が残した平和への願い

東京に行けば、吉田さんの絵画を見せて欲しいと思っていた。今回は、2日泊まりになったので、吉田さんの娘さんにお電話して、絵画を見せていただきたいと申し出た。

急なお願いにもかかわらず、快く私の願いに応じて下さった。

吉田さんの絵画は、パリから、日本に持ち帰って、倉庫に保管されている。

パリの倉庫とアトリエにあった、膨大な数の作品は、一貫して、平和への祈りがテーマになっている。

画伯の仕事は、 命を削りながら、1日の大半を絵に向きあい、神から与えられた命を燃やし尽くす作業に没頭されて、その軌跡が絵画として残っている。

遺産として受け継いだ 娘さんは、吉田さんの平和への祈念を受け継いで、平和を語り合い、平和を維持するために、美術館や図書館、公共の病院などに、寄贈に力を注いでおられます。

通常の 人間では、考えられないエネルギーと仕事の結果遺されたものは、気の遠くなるほどの気力と情熱を、遺されたものに要求していることを、現実を拝見して思います。

修復を勉強しておられるそうです。キャンバスに張らずに巻いた状態で、日本に 落ち帰っていた作品は、吉田さんが、残して置きたいと思われた力作ばかり。

これから、それらをキャンバスに貼る仕事もされるわけです。

吉田さんは、池田の人で、大阪人なので、生前、大阪の天王寺美術館に納めることを、希望されていました。

新しい現代 美術館が出来るのは4年後。そこに、吉田さんの絵画を、常設で おることが出来るコーナーが出来ることができればと、私も願っています。

広島 美術館に、吉田さんの絵画を要望されているようです。広島、長崎は、平和のシンボルとして、吉田さんの絵画が、人々の眼に留まり、会話を生むでしょう。

争いを避けることができるのは、人々が語り合うこと、語り合い、互いの違いを 理解し、寄り添う優しさを、いたわりの心に触れ合うことによって、戦争を避け、平和を維持することができる のです。

語り合うことなく、沈黙していても、同じ方向に向かっていれば、争いにはなりません。絵画はそのために存在するのです。

何かしら、と問いを投げかける絵画。美しいと見惚れる絵画。悲しみを包み込む、悲しみを表現する絵画。面白いと笑わせる絵画。

平和を願う表現法は、言うまでもなく、多種多様に渡っています。吉田さんは、絵画を通して、生命、を表現されています。

見てもらうこと、そして、何かを感じてもらうこと、そのための空間が、美術館であり、公共の 場であり、人が見る場なのです。